前回の続きです。。。

この日、最後に向かったのは世界遺産にもなっている「富岡製糸場」でした。

入場料は1,000円。

平日だったので見学する人も少なく、私達は14:00からのガイドツアー(200円)に参加する事にしました。
最初に見学したのは東置繭所(ひがしおきまゆじょ)ここで繭を乾燥、貯蔵していたようです。

この建物は木の骨組みに煉瓦の壁を積み上げて造られているそうで日本に残っている建物では唯一という事です。煉瓦の積み方はフランス式だそうです。

フランス式の斜めに板を貼る方法で造られた雨戸。見るからにオサレ〜

建物の中央にあるアーチは明治5年に造られたそうです。

この建物はとにかく貴重な建物だそうで国宝にもなっているそうです。





これはフランス人技術者が住むために造られた建物

美しい煉瓦造で当時としてはとてもモダンな建物だったようです。

これはフランス人の女工達のために造られたアパート。フランス人の技術者は男女共優遇されたんですね。


操糸場を見学しました。



ここに置いてある機械は昭和62年まで現役で動いていたそうです。


日産が作った機械なんですね。

さすがに世界遺産になっているだけあってどれも貴重なものばかりでした。

この建物はフランス人の技術指導者ポール・ブリュナの住居です。かなりの豪邸です。

重要文化財となっています。

ブリュナが去ってからは学び舎として使用されたそうです。


ブリュナ館と隣接していたのが寄宿舎。



日本人の女工さん達が住んでいた住居です。

中は畳部屋で昭和を感じさせますね。

庭にある桜は楽しみの少ない女工達を慰める為に植えられたものだそうです。春になるときっと綺麗な桜が見られる事でしょうね#59128;

このお富ちゃんは女工さんなのかな・・・

1時間ほどの見学ツアーでしたが、とても勉強になる充実したものでした。なかなか来る機会がなかったのですが、一度は来る価値のある場所だと思います。

次回、もう少しお付き合いくださいm(_ _)m